それに身を投ずるに先立って、それを怖れることが必要


11月・12月と、アメリカ心臓協会の一次救命措置(BLS)講習会を開催してまいりました。

<アメリカ心臓協会 一次救命措置講習会の意義>

心停止傷病者に対して、CPRを“正しく”実施し救命できるようにすること


一次救命措置(BLS)の常識化し、

死に面した人を救えるチャンスと可能性を増やし続けること


「過去に勉強したという事実」≠「習熟している」という事を認識させ、

“正しい蘇生法”の習熟者の絶対数を伸ばし、

これを維持すること

私の所属する国際救命救急協会が提供するBLS講習会のポリシーとして、


・ただ資格を交付するだけの一次救命措置の講習会は開催しない

・1次救命措置の技能習得/維持に必要な講義クオリティと開催頻度を可能な限り保つ


というものがあります。



アメリカでもそうですが、

会社経営や健康サービス業を行うにあたって、一次救命措置の資格を取得する事が社会的に義務付けられつつある昨今、会社経営の為や、健康関連資格の維持の為だけに講習会を受講する人が多くいます。


彼らの考え自体の良し悪しについて、ここで言及するつもりはありませんが、そのような方々の受講は基本的にお断りしています。


私の講習会は、「目の前の倒れた人を生かす術を身につけられるか否か」の一点を最大の目的としています。


医療職者、

トレーナー、

心疾患のリスクを持つ人と関わる可能性がある一般の方

・・・


あなたの一次救命措置資格を習得する目的は何ですか?


「医療職者、トレーナーであれば、あなたがその道のプロであるというアイデンティティを持つ為、維持する為・・・」


「一般の方であれば、目の前で倒れた大切な人を助けられる、本物の知識と技術を習得する為・・・」


そういう考えを持って受講しようと考えておられるをお待ちしています。


また、そういう需要を満たす事ができるのは、我々、国際救命救急協会の開催する講習会のみだと胸を張って主張致します。


・本物のトレーナーを目指している方

・本物の医療職者だと胸を張りきれない方

・家族/顧客のもしもの為に、本当の意味で備えたい方


ご依頼をお待ちしております。


アメリカ心臓協会 一次救命措置インストラクター 宮崎 喬平


「危険を予見し、それに身を投ずるに先立って、それを怖れることが必要である。

その中に陥(おちい)れば最後、危険を軽蔑するよりほかに方法はない。(F・フェヌロン)」


P.S.

本物のトレーナーを目指す方へ。

2018年2月17日(土)・18(日)、会場を立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて第19回 JATO アスレティックトレーニングシンポジウム2018を開催致します。

※お得な早割の申込期限は1月1 2日!

https://www.jato-trainer.org/symposium2018/

本年度は2日間みっちりと国内外各方面からスポーツ、医学、健康の分野から大変魅力的な講師陣をお招きし、講義も実技も充実した内容となっております。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


think outside to mumble..

【氏名】 宮崎 仁良 【経歴】2008 年 Troy Universityを卒業し、米国公認医療トレーナーの資格(NATA-ATC)を取得。米国の医療機関に入職し、NFL Europa のフットボール選手、大学のホッケー選手、プロダンサー等のアスリートを対象にリハビリテーション医療に従事。帰国後、理学療法士として病院業務に取り組む一方、トレーナー活動や、各種教育団体にて講師を務めている

0コメント

  • 1000 / 1000